あけましておめでとうございます。今日は朝から少し雪がちらついていますが、晴れ模様です。初詣の人出も多くなりそうです。
今年は辰年です。辰を龍とか竜と書いても良さそうなモノですが、なぜ辰なんでしょうね。十二支は、昔の中国で天体と時間を観察するのに使われていた暦のようなモノだったようです。これら十二の語句は、植物の成長する様子から決められています。陰陽五行説によると「辰」は5番目で、子(ねずみ)」で生えた植物がある程度の段階まで育ち、形が整ったことを表す文字なんだそうです。こうして決められた漢字と関連ありそうな動物や同じ音の動物を当てはめたものが現在の十二子になったようです。
わかったようなわからないような?つまり、「辰」は、植物がある程度の段階まで育ち、形が整ったことを表す文字であって、読むとタツと読める。龍も竜もタツと読めるが実在しない動物(十二支の他の動物は実在する)なので、辰になったようです。
辰年はどんな年になるんでしょうね。過去の辰年をみると、2012年に京都大学の山中伸弥先生が、人工多能性幹細胞(iPS)の作製に成功し、再生医療の分野に革命をもたらす画期的な成果として、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。2000年のシドニー五輪では、女子マラソンの高橋尚子さんが女子として史上初の金メダルを獲得しました。また、田村亮子さんは日本女子柔道史上初の金メダルを獲得しました。1988年には、世界最長の全長53.85kmの青函トンネルが開通しました。24年間の歳月を要した日本の土木史上空前のスケールを誇る仕事でした。
辰が、ある程度の段階まで育ち、形が整ったことを表す文字ならば、今年は、今まで努力してきたことが報われるような年という気がします。今年も良い年でありますように!
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