本日は、休日当番医でした。年末年始の当番医は3〜4年に1回当たります。いつもこの時期は混み合いますが、本日は悪天候にもかかわらず、猛烈に混み合いました。午前9時から午後6時30分まで、昼食もとらず、コーヒー1杯とリンゴジュースだけ飲んで、ひたすら診察しました。スタッフも交代で少しは休憩しましたが、誰も満足に食事もとってません。とても疲れました。中には待ちきれずにお帰りになった患者さんもいました。夜間診療所も混み合ったと思います。
しかし、いつも思うことですが、休日当番医も夜間診療所も、“急に具合の悪くなった人”、つまり、“急患”のためにあるものです。待ちきれずに帰ると言うことは本当に救急性があるのでしょうか?。何も今受診しなくてもよいようにも感じます。とはいえ、長い休みが続くとなにかと不安になるのかもしれませんね。「少し薬があれば安心」とか、「これから出かける時のために」とか、いろいろあるんでしょうね。
インフルエンザ、急性胃腸炎、水痘、じんましん、食物アレルギー、気管支炎、喘息発作、高熱の続くカゼ、溶連菌、等々・・・。今年の冬を象徴するような1日でした。細気管支炎になりそうな赤ちゃんを二次輪番に紹介した他は、あまり重症な患者さんはいませんでした。早く元気になればよいですね。
インフルエンザの患者さんは18人でしたが、そのうちお二人は薬(タミフル)なしで治療したいとのことでした。見たところ、そんなに具合が悪そうには見えませんでしたが、これからどうでしょう・・・。A型インフルエンザの場合、特に治療をしなければ、平均4〜5日間高熱が続きます。解熱後も少し体調不良が続くことが多いです。元気がないようなら、また、休日当番医を受診するようお話ししました。早く元気になればよいですね。
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