いつ接種するの

・生後3ヶ月になったら、早めに接種しましょう。

・1期初回接種:3週間以上、標準的には8週間までの間隔をおいて3回接種。
・1期追加接種:1期初回3回目終了後から、1年〜1年6ヶ月後に1回追加接種します。
・2期追加接種:小学校6年生(ジフテリア、破傷風の二混です)。 毎年、6月〜翌年3月までです。

接種後の注意

・いつも通りの生活をしましょう。入浴も大丈夫です。

・四混は、回数が増えるにつれて接種した腕が腫れることがありますが、少しくらい赤くなる程度なら問題ありません。もし、関節を超えて前腕まではれるようなら受診して下さい。また接種後に小さなしこりができることがありますが、自然に退けますので心配しないで下さい。

・他の予防接種は1週間たてば受けられます。

どんな病気なの

・(D)ジフテリア:ジフテリア菌の感染によって起こります。

 高熱、のどの痛み、犬がほえるような咳、などがみられ、喉頭部の腫脹のため窒息することもあります。また、発病後2〜3週間して心筋炎や神経マヒを起こすこともあります。ワクチンが普及したおかげで現在の日本では稀な疾患となりました。


・(P)百日咳:百日咳菌の感染によって起こります。詳しくは、百日咳をご覧下さい。

 最初は普通のカゼのように咳で始まりますが、だんだんひどくな り、連続的に咳き込むようになります。真っ赤な顔をして咳をして、咳の後に、急に息を吸い込みます。このとき、笛を 吹くような音(レプリーゼ)が聞かれるのが特徴です。
 乳幼児の場合、咳のため呼吸困難になることもあり、肺炎や、脳炎を起こすこともあります。。百日咳の抗体は母体から移行しませんので、生後まもなく感染することもありますので、早めの接種が大切です


・(T)破傷風:土の中に潜んでいる破傷風菌が傷口から感染して起こります。

 けいれんや、口が開かなくなったりして、重症な場合もあります。破傷風菌は日本中どこの土の中にでも存在し、自分では、気がつかない程度の傷でも原因になることがありますので、砂場などでけがをした時は、感染に気をつけましょう。


・(IPVは不活化ポリオワクチンの略):ポリオは小児マヒと呼ばれる病気です。ポリオウイルスに感染して起こります。

 ポリオに感染すると発熱、頭痛、嘔吐などの症状ががみられます。重症な場合は、手・足のマヒや呼吸困難から死亡する場合もありますが、ワクチンが普及したおかげで、現在の日本ではポリオはみられなくなりました。

 従来使用されていた生ポリオワクチンは菌体(ウイルス)を弱毒化して使用していますので、効果が高い反面、その菌体(ウイルス)の症状が見られる心配が少しあります。
 稀ではありますが、「麻痺(マヒ)」が発生するとされています。→ワクチン関連マヒ(vaccine associated paralytic polimyelitis:VAPP)と言います。ワクチン関連マヒには、生ワクチン接種後に発症する場合と糞便に排泄されたワクチン株が周囲の人に感染してマヒを起こす場合(接触感染)の二通りあります。

 そのため、平成24年9月1日から、生ポリオワクチンは任意接種となり、安全性の高い不活化ポリオワクチンが定期接種となりました。さらに、同年11月1日から、四種混合ワクチン(従来の三種混合ワクチン+不活化ポリワクチン)の接種も開始されました。