いつ接種するの

・生後1才までの間に接種します。望ましい接種期間は、生後5ヶ月〜8ヶ月未満の間です。
・乳児期のBCGの目的は、結核性髄膜炎や、粟粒結核のような重症疾患の予防です。

接種後の注意

・接種後、4〜6週で赤みが強くなりますが自然に消退します。3ヶ月過ぎてもじゅくじゅくしている時は受診して下さい。
・ときに、腋の下のリンパ節が、腫れることがありますが、殆ど2〜3ヶ月で消えます。大きくなるような時は受診して下さい。
・他の予防接種は4週間たてば受けられます。

どんな病気なの

・結核菌によって起こる慢性伝染病です。一般には肺に感染する肺結核が知られていますが、乳幼児では、結核性髄膜炎(結核菌が脳を侵します。)や、粟粒結核(結核菌が全身を駆けめぐります。)のような重症疾患を引き起こします。BCGを接種することにより、これら重症疾患の80%が予防できます。