6〜7か月

 赤ちゃん活発になってきたでしょう。お父さん、お母さんみると声を出しますか。いなくなると探しますか。にっこり微笑み返しをしながら声をかけて下さい。

・寝返りは、する子としない子がいます。少し練習すればできるようになりますが、すぐにできなくても問題ありません。

・離乳食はごっくんと飲み込む時期から、もぐもぐと味わい「食べる」ようになります。少し、離乳食を食べなくなることもありますが、まだ、栄養の主体は母乳、ミルクですからあまり心配しないで下さい。乳幼児健診には栄養士さんもきてくれますので、いろいろとお話を聞いてみてください。

・お坐りは7か月頃から安定してきますので、7か月近くになったら受診しましょう。

 6〜7か月を過ぎたら

 これからの3か月は、どんどん行動範囲が広がります。いろいろなものをつかんで感触を確かめるようになりますので、誤飲事故(たばこ、洗剤など)、火傷、転落事故(階段、玄関など)に気をつけて下さい。目の離せない時期です。

・ちょっと目を離したすきにベッドやテーブルから転倒することがあります。ベッドの柵は必ずあげるようにしましょう。

・熱いお湯の入ったコップなどは、そばに置かないようにしましょう。

・赤ちゃんの「ハイハイ」は、8か月頃から始まります。ハイハイはとても重要な動きです。ハイハイをすることによって手首が柔らかくなりますので、手先が器用になります。近くでものを見ますので遠近感が発達します。またあちこちにぶつかりますので、それによって体性感覚という体全体のバランス保持ができるようになります。なかなかハイハイをしてくれないときは、お父さん、お母さんがハイハイをしてあげると、赤ちゃんはまねをしてくれますので、是非、ハイハイをするようにしてください。

・次は、9〜10か月健診でお会いしましょう。