1才6か月

 お話(言葉)するようになりましたか。一言、二言でれば十分。一緒にどんどんお話しして下さいね。言葉の発育には個人差がありますから、少しくらい遅れていてもあまり心配しないように、大人のいうことを理解して、視線が合っていればまず心配ないです。しかし、全く言葉がでないとか、特定のパターンを繰り返す行動や、興味のあることには没頭し興味のないことは無視するようなことがあれば相談してください。

・一人でやりたいことが増えてきます。あまり、手をかさずに好きなようにやらせてみて下さい。でも、危険なことをするときはすぐ止めさせるようにしてください。

・もう、上手に歩けると思いますが、もし、歩き方が不安定でしたら相談して下さい。

 1才6か月を過ぎたら

 そろそろ決まった時間に、就寝させましょう。寝るときに絵本を読んで聞かせましょう。言語表現が豊かになり、話し言葉に興味を持つようになります。また聞く能力も高まり、落ち着きがみられるようになります。

・最近はこのくらいの年齢でも虫歯がみられます。果汁、乳酸飲料、イオン飲料のような甘い飲み物はいけません。特に寝る前に飲むのは止めましょう。大体、〜ジュースと名が付くのは飲まない方がよいです。

・この年齢では、上手に歩けますので、思いがけない行動をとることがあります。交通事故や、水の事故(浴槽)には注意して下さい。浴槽には水をためないようにしましょう。

・早ければ「トイレトレーニング」が始められるかもしれません。昼寝でおねしょしない、食事の後にりきむ、おむつが濡れると「シーシー」と知らせるようなら、子ども用オマルを用意してもよいでしょう。

・次は、2才健診でお会いしましょう。